8月3日、江蘇省如皋市如城司法所スタッフに案内されながら、「無人弁護士コーナー」を利用して法律知識に関する相談を進める建設作業員（写真左、写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止）。
まるでスマートフォンの画面のような見た目の「無人弁護士コーナー」がこのほど、アップグレードされて、江蘇省如皋市如城司法所に登場した。これは、同市が推進する法治恵民プロジェクトの一つ。アップグレード版「無人弁護士コーナー」は、法律相談から弁護依頼、法律支援、ロボットによる問合せ回答、インスタント法律知識紹介、関連動画の6大サービスで構成されており、利用者がひと目で理解できるようなサービスを提供している。利用者は、音声ナビゲートに従って、二世代身分証による身分認証を経て、画面を軽くタッチするだけで、1分も経たないうちに自分の求める結果を入手することができ、速やかな法律支援サービスを得ることができる。資料などが必要な場合は、スマホのQRコードをスキャンするだけで、すぐにスマホ上に資料が送られる。またその場に設置されているプリンターで印刷することも可能。さらに、この端末上で、イラストや文章、動画、電話などの方法で、市民に対する個別遠隔法律支援サービスも無料で提供されている。「無人弁護士コーナー」には、「スマート司法」モデルも搭載されており、「簡易規則市民法律サービス」アプリをスマホにダウンロードすれば、「無人弁護士コーナー」を自宅に「持ち帰る」ことができるため、市民から「痒い所に手が届く法律顧問」と讃えられている。今のところ、この「無人弁護士コーナー」には、1千人以上の「オンライン弁護士」を抱えており、無料の法律支援サービスを展開している。（編集KM）
「人民網日本語版」2020年8月5日
