北京市気象台は12日早朝6時に最新の天気予報を発表し、今日の日中、北京は曇りのち中程度の雨、または大雨となり、雷を伴う見込みだとした。最高気温は29度の予想。夜間は、雷を伴う大雨、または豪雨のちくもりとなり、最低気温は23度の予想だ。北京日報が報じた。
現在、豪雨警報、土砂災害気象リスク警報ともに、4段階のうち3番目に深刻なレベルの黄色警報が発令中。強い雨の交通への影響が大きくなる見込みで、できるだけ外出を控え、車を運転する場合は冠水した道路は避けるよう注意が呼びかけられているほか、山間部では土砂災害への警戒が必要だ。
多くの市民が大雨に注目しており、12日早朝には、北京市気象局の公式微博(ウェイボー)アカウント「気象北京」に、「自分の住んでいる地域はまだ雨が降っていない」とするネットユーザーからの「降雨状況」の問い合わせが寄せられたほか、「気象北京」アカウントのメンションをつけて「豪雨が降るんじゃなかったの?」とつぶやくネットユーザーもいた。これに対し気象当局は、「強い雨は午後から夜間にかけて降り、夕方のラッシュ時間帯への影響が大きくなるため、雷や雨に注意してほしい」と再度注意を呼びかけている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月12日