8月1日から4日にかけて、重慶市気象台は4日連続で「高温オレンジ色警報」を発令した。写真は涼を取ろうと外で水遊びをする子供(撮影・陳超)。
酷暑で知られ「かまど都市」と呼ばれる重慶市では、8月に猛暑が続くとみられている。重慶市気象台の周国兵台長によると、8月、重慶市の気温は全体的に高めで、段階的な猛暑がみられ、平◆地区(◆は土へんに覇)と河谷地区では最高気温が40-42度にまで達し、大部分の地区でも35度を超える猛暑日の数が10-22日に達することが予想される。8月下旬や9月上旬になっても依然として2-3回地域性の大雨が降るとみられ、大雨や洪水、山津波、土砂災害のリスクが依然として高く、予防対策を強化する必要があるという。中国新聞網が伝えた。
また、重慶市気象局の副局長で報道官の譚暢氏によると、今年5月1日から7月31日にかけて、重慶市全体の平均降水量は746.9ミリメートルで、例年同期(515.7ミリメートル) よりも44.8%、昨年同期(536.3ミリメートル)より39.3%それぞれ多く、同期の観測史上最高値(1998年の695.6ミリメートル)を上回った。
この期間、重慶市では11回大雨が降り、その回数は例年同期(5回)の2.2倍、昨年同期(8回)の1.4倍だった。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年8月5日