国家航天局月探査・宇宙事業センターが20日に明らかにしたところによると、火星探査機「天問1号」は19日午後11時20分現在、地球から約823万キロ離れており、コンディションは正常だった。新華社が伝えた。
19日午後10時20分より、火星周回機の火星磁力計、鉱物マルチスペクトル分析計、高分解能カメラ、中分解能カメラなどのペイロードが次々と自己検査を完了し、設備のコンディションが正常であることを確認した。そのうち中・高分解能カメラは今後、火星表面のイメージングを担当し、火星表面の地形や地質構造の研究を展開する。火星磁力計は今後、主に火星宇宙磁場環境の探査を担当する。火星鉱物マルチスペクトル分析計は火星の鉱物の成分と分布の分析に用いられる。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月21日