第7回シルクロード国際映画祭 世界の映画500作品以上が上映

人民網日本語版 2020年10月10日14:16

2014年に創設されたシルクロード国際映画祭は、陝西省と福建省がそれぞれ隔年で主催。今年は今月11日から16日までの6日間、陝西省西安市で開催される。人民網が報じた。

8日、映画館での上映が映画祭の開幕に先立ちスタートした。9日間にわたって、37ヶ国・地域の映画101作品が上映される。

今回の映画上映は、「映画の祭典、人民の祝祭日」がテーマ。映画館上映、屋外上映、オンライン上映の3つのスタイルで世界の優秀な映画500作品以上が上映される。

映画館での上映は11部門が設置され、外国語映画71作品、中国語映画18作品、短編映画12作品の合わせて101作品が上映される。うち、ワールドプレミアが1作品、アジアプレミアムが3作品、中国プレミアムが5作品。映画のジャンルもバラエティーに富んでおり、フィーチャー映画、アクション映画、ドキュメンタリー映画などをカバーしている。

注目の推薦映画のチケットは完売続出となっている。仏エリック・ロメール監督の代表作である「四季の物語」シリーズの「春のソナタ」、「夏物語」、「恋の秋」、「冬物語」は、盧米埃影城でチケットが発売されると、わずか数分で売り切れた。伊フェデリコ・フェリーニ監督の代表作「8 1/2」、米映画「地獄の黙示録」なども大人気となっているほか、「ROMA/ローマ」の第1回上映、第2回上映もほぼ完売となっている。

今回の上映イベントには、▽シルクロードの特色が際立っており、映画館上映の101作品のうちシルクロード沿線の国・地域の作品が70%以上を占めている▽全国民参加型で、オンラインとオフラインで、高等教育機関、企業、コミュニティ、病院、部隊、貧困支援地域などをカバーしている▽時代のテーマが際立っており、「全面的な小康(ややゆとりのある生活)」という部門が設置、貧困脱却の難関攻略、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成にエールを送る―――という3つの際立つ特徴がある。

映画館での上映は、初めて興行収入を配分する形を採用して映画館と連携した。これにより、シルクロード国際映画祭は市場化、商業化に向けて重要な一歩を踏み出した。

オンライン上映は8日から16日まで開催され、映画館ファンは愛奇芸のアプリや西影視頻(西影網)などで、優秀な中国国内外の映画400作品以上をいつでも鑑賞することができる。

屋外上映は9月25日から既に始まっており、今月16日まで、屋外約40ヶ所で名作映画約200作品が上映される。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年10月10日

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