工業・情報化部(省)の劉烈宏副部長は11日夜に開幕した中国発展高層フォーラム2020年年次総会で、「中国にはすでに5G基地局が70万ヶ所近く設置され、接続する5G端末数は1億8千万台を超え、良好なインフラが5Gに基づいてさまざまな新しい応用を促進している」と述べた。新華社が伝えた。
劉氏は、「新たな科学技術革命と産業変革が多くの業界に破壊的な影響をもたらしたと同時に、新たな競争の道を切り開き、世界の企業と国に『路線を変更して前の車を追い越す』契機を与えた。特に一部の技術路線と競争ルールがまだ空白の状態にある新興分野では、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの再編が加速している」と述べた。
劉氏によると、「2019年に、中国の工業製品の輸出先は世界の200近い国・地域をカバーして、中国はグローバル産業チェーンにおける不可欠の重要な一部分になった」という・
第14次五カ年計画に向けて、中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議は「提言」(第14次五カ年計画及び2035年までの長期目標の策定に関する提言)の中で、産業の基礎のハイレベル化と産業チェーンの現代化の推進に力を入れる方針を明確にした。劉氏はこの目標を達成するために、「中国はさらに企業の技術イノベーション能力を向上させ、技術イノベーションのサポート力を強化し、技術イノベーションの制度環境を最適化し、技術イノベーションをめぐる国際協力を深化させる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月13日