広東省人民政府、国家発展改革委員会、科学技術部(省)、工業・情報化部(省)が共催する2020世界5G大会が、11月26日から28日にかけて広州市で開催される。今大会のテーマは「5Gでエネルギーを注入、5Gの共有とウィンウィン、By All for All」。科技日報が伝えた。
世界5G大会は世界初の5G分野の国際的な祭典で、2019年に北京市で初開催された。舞台を広州に移した今年は、世界の情報通信分野の重要な影響力を持つ科学者、世界的に有名な5Gサービスプロバイダー、5G業界応用業者などが集まり、5G分野の先端技術、産業のすう勢、革新的応用などについて交流・議論する。
大会組織委員会によると、今大会はオンライン・オフラインを結びつけた新型会議方法を採用。開幕式、メインフォーラム、サミットフォーラムで構成される。5Gとメディア業の変革・変局フォーラム、5Gとデジタルライフ新消費フォーラムが11月25日に先行開催される。開幕式とメインフォーラムは11月26日午前に開催、サミットフォーラムは11月26日午後から27日にかけて続々と開催される。5Gがけん引するデジタル経済と持続可能な発展フォーラム、5Gと粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、 中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)発展フォーラム、第3回中国(広東)人工知能サミットフォーラム、5G世界通信事業者フォーラム、5Gと産業のインターネットフォーラム、5Gと公衆衛生・ヘルスケア・医療フォーラム、5Gとスマート交通フォーラム、未来の情報通信技術国際シンポジウムなどのフォーラム・イベントが開催され、異なるテーマと分野で広く議論が展開される。
同時に大会は新生活、新産業、新技術などのテーマの展示会を開催する。社会生産活動(家庭生活、ヘルスケア・医療、金融消費、コミュニケーション、教育・娯楽、交通・物流、生産・製造、都市管理など)の5G応用サービスシーンをめぐり、実際の交流・展示スペースを構築する。現在応用されている5G優秀ケースを重点的に展示し、人々及び業界にエネルギーを注入する5Gの成果を強調する。来場者は5Gのスマートな生活への応用を体験し、5Gの業界生産に対する推進を深く実感し、5G産業チェーン川上・川下の新技術・新製品を全面的に理解できる。
今大会はさらに粤港澳大湾区の発展のすう勢と結びつけ、実用化の進捗をめぐり、5Gの新たなスタートライン、新たな方向、新たなチャンスについて検討し、5Gの各業界への融合、さまざまなモノとの連結、人々への恩恵を促進し、粤港澳大湾区の建設にエネルギーを注入する。
「2020世界5G大会」の参加者・出展者募集はすでに始まっており、詳しくは大会の公式サイト(www.w5gc.com)を参照。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月26日