整った清潔な環境、リアルタイム更新の可視化データ大型ディスプレイ、安全で利便性の高いスマート検温警備システム、3コード一体化、5Gスマートゴミ分別、5G+VRフルパノラマライブ配信――中国移動浙江公司の5Gやビッグデータなどの技術的サポートを受け、駱家荘農産物マーケットが全省初の5Gフルカバー農産物マーケットになり、さまざまな画期的な技術を集約している。環球網が伝えた。
筆者が駱家荘農産物マーケットを取材したところ、中に入ると大型ディスプレイがあった。食材の指導価格の公示と検査データの他に、同日の成約金額、各種食材の入荷情報、同日の品目別の売上の比率、売上No.1の食材などの情報が、ディスプレイで絶えず更新されていた。
マーケットの責任者は「マーケットに関連するすべてのデータが最終的に、スマートマーケット管理プラットフォームのデータ中継プラットフォームに集約される。データ中継プラットフォームはクラウドコンピューティングとビッグデータ処理を行い、消費者、業者、マーケット管理者に可視化プラットフォーム表示を提供する。食材価格情報、販売データ、トレーサビリティデータ、検査データ、客数データなどが直観的に表示され、マーケットのスマート化運営をサポートする。そのため消費者は食材購入のためここを訪れれば、このプラットフォームでどの業者の食材販売量が最も多いか、価格がより合理的かが分かる」と説明した。
駱家荘農産物マーケットのすべての業者には、「3コード一体化」の「安心コード」のみが付与される。
「安心コード」は健康コード、各種決済コード、ブロックチェーン安全トレーサビリティコードの3つの機能を融合させている。まずは健康コードだが、マーケットの入口には1台の「5G健康1コード入場」設備が設置されている。携帯電話を忘れても問題はなく、市民カードや身分証でも中に入れる。
集約決済コードは支付宝、微信(WeChat)、銀聯、雲閃付など複数の決済方法を含む。顧客がコードをスキャンし決済する際にシステムが自動的に識別し、適当な決済方法を選択する。しかし顧客が安心コードで決済する際には、売り手と買い手の健康コードが「グリーンコード」でなければ決済できない。
ブロックチェーン安全トレーサビリティコードについて、顧客は決済完了後に決済ページで購入した食材の情報を直接調べることができる。食品情報、安全モニタリング情報、取引の証憑をトレースでき、人々が安心して決済・購入できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月30日