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米国が中国に返還した文化財361点が南京博物院に引き渡し

人民網日本語版 2020年11月17日14:35

新石器時代の石器、春秋戦国時代の青銅剣、漢の時代の彩絵陶鈁、明の時代の陶俑、清の時代の木彫など、貴重な文化財361点の引き渡しセレモニーが今月14日、江蘇省の南京博物院で開催された。米国から「帰国」した文化財や芸術品が、中国国家文物局から南京博物院に正式に引き渡された。中央テレビニュースが報じた。

これらの文化財や芸術品は、国家文物局の5年間の取り組みを経て、昨年2月に米国政府から返還されたものだ。石器、玉器、青銅器、陶器、貨幣、木彫などで、その多くが中国古代の副葬品。

引き渡しセレモニーで、江蘇省文化・旅游(観光)庁の一級巡視員・呉暁林氏は、「2009年に、中米が中国文化財輸入規制政府間了解覚書に署名して以来、米国が中国に文化財を返還するのは今回が3度目、最大規模の返還となる。これらの文化財・芸術品は、米連邦捜査局(FBI)が2014年4月に、犯罪グループから押収。中国国家文物局、在米国中国大使館・領事館、米国国務院、FBIの協力の下、はるばる海を越えて『帰国』した」と説明した。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年11月17日

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