キャリアロケット「長征8号」、初の飛行試験が無事に成功

人民網日本語版 2020年12月23日10:55

国家航天局の情報によると、中国が独自開発した新型中型キャリアロケット「長征8号」の初の飛行試験が22日12時37分、中国文昌航天発射場で順調に実施された。ロケットが正常に飛行し、試験が無事に成功した。人民網が伝えた。

長征8号は長征5号、長征7号の技術成果を十分に継承し、無毒・無汚染の推進剤を採用。1段目の直径は3.35メートル、2段目の直径は3メートル、カウリングの直径は4.2メートル。直径2.25メートルのブースター2基を使用。全長は約50.3メートル、離陸重量は約356トンで、高度700キロメートルの太陽同期軌道の輸送能力は4.5トン以上。中国の太陽同期軌道における3−4.5トンの輸送能力の空白を埋めた。これはキャリアロケットのアップグレードの推進加速に対して重要な意義を持つ。長征5号、長征6号、長征7号などの無毒・無汚染キャリアロケットと共に、輸送能力の大、中、小のバランスがとれた次世代キャリアロケットシリーズを構成する。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年12月23日

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