新型消毒剤、冷凍品外装の消毒の難題を解消

人民網日本語版 2021年02月08日13:25

中国疾病予防管理センターによると、同センターが開発した2種類の塩素系低温消毒剤調合法がこのほど実験室と現場の消毒効果評価を完了するとともに、先月、黒竜江省綏芬河市と山東省青島市の新型コロナ感染対策に緊急使用された。光明日報が伝えた。

結果によると、同低温消毒剤は製法がシンプルで、原料が低コストで、低温環境でも消毒効果の信頼性が高く、北方寒冷地の低温環境や冷凍品外装の消毒の難題を効果的に解消できる。

この2種類の低温消毒剤はそれぞれ、「マイナス18度低温消毒剤」(マイナス18度及びそれ以上の低温環境と物品の外装の表面の消毒に使用)と「マイナス40度低温消毒剤」(マイナス40度及びそれ以上の低温環境と物品の外装の表面の消毒に使用)だ。

前者の主要成分はジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、塩化カルシウム、エタノール。後者はジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、塩化カルシウム、エタノール、グリコール、塩化ベンザルコニウム。両者とも噴射、浸す、拭くことで消毒効果を発揮できる。消毒効果はいずれも10分。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年2月8日

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