英コロナ変異種がさらに新たな変異、免疫系の攻撃を逃れる可能性も

人民網日本語版 2021年02月04日15:23

英スカイ・ニュースの2日付報道によると、英国の保健専門家は英国でこのほど報告されていた新型コロナウイルスの変異種の一部検体から、新たな変異を確認した。この新たな変異により、ウイルスは人体の免疫系の攻撃を逃れる可能性がある。新華社が伝えた。

報道によると、英国公衆衛生庁はウイルス検体から確認したこの新たな変異を「E484K」と呼んでいる。この変異はこのほどすでに、南アフリカで報告された変異種に確認されていた。

英フランシスクリック研究所のジョナサン・ストイエ博士は「これまで研究者はブラジルと南アフリカでそれぞれ見つかった変異種から同じ変異、すなわちE484Kを確認していた。ウイルス学の見地からすると、変異は予想外のことではない。変異がウイルスに大きな成長の優位性をもたらすかについては、今後のさらなる観察が必要だ」と述べた。

英国は昨年12月、変異種の発生を発表していた。この変異種の方が感染力が高いという証拠がある。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年2月4日

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