中国科興製新型コロナウイルスワクチンの第3弾が13日午前、メキシコシティ国際空港に到着した。メキシコのマルタ・デルガド外務副大臣など複数の政府関係者が空港で出迎えた。新華社が伝えた。
デルガド氏は挨拶の中で「中国科興製新型コロナウイルスワクチンのメキシコへの到着は、メキシコと中国の緊密な協力の重要な成果だ。両国はワクチンをめぐる協力の中で絶えず友好と協力関係を深めている。メキシコ側は感染症との闘いにおける中国の協力を忘れない」と述べた。
科興製新型コロナワクチンの第1弾が2月20日、メキシコシティに到着した。その後メヒコ州エカテペックで接種が始まった。第2弾は同月27日、メキシコに到着した。
メキシコは2020年12月24日に新型コロナワクチンの接種を開始した。感染症と闘う医療従事者や高齢者などに優先的に接種。22年3月には接種の全国カバーを実現する見通し。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月15日