新疆ウイグル自治区の絶景と文化を堪能できる映画「歌声的翅膀」

歌やダンスをテーマにした映画「歌声的翅膀（The Wings Of Songs）」が28日、中国全土で封切られた。同作品は、各民族の歌やダンスにスポットを当て、新疆維吾爾（ウイグル）自治区に暮らす各民族の輝かしい文化や伝統のほか、輝きに満ちた幸福な暮らしぶりを描き出している。中国新聞網が報じた。

映画製作会社・天山電影制片廠は、新疆ウイグル自治区の7地州に足を運び、昼夜問わず1万キロ以上の旅をして、上空からの撮影技術を駆使して、李白の漢詩、「明月が天山の上に上り、蒼く暗く広がる雲海を照らす」が詠う絶景を撮影。雪山や丘陵、草原、ゴビ砂漠、高原、湖など、新疆ウイグル自治区の素晴らしい景色が、スクリーンに映し出される。烏魯木斉(ウルムチ)の市民・孫輝さんは映画鑑賞後、「歌・ダンスは新疆ウイグル自治区の人々の生活の一部であり、人と人の交流、コミュニケーションの架け橋でもある。この映画を通じて、新疆ウイグル自治区の歌・ダンスの文化、素晴らしい民俗を多くの人に知ってもらえるだろう」と話した。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年3月30日