李健さん(60)は、中国科学院成都生物研究所の水陸両生の爬虫類研究室のシニア実験師で、長年、動植物分類学のサイエンス・イラストレーションを描く業務に従事している。新華網が報じた。
「私が描く絵は、普通の美術作品とは違い、科学的な正確さが一番重要。手のひらサイズの動物のイラストを描くのにも10日間くらいかかる。体の表面がウロコで覆われているヘビなどは半月以上を要する」と李さん。
今年、定年退職の年齢に達する李さんは43年間にわたり、極めて真摯な態度で科学研究に取り組み、非常に巧みなスキルを活かして手掛けてきた動植物のイラストは1000点以上にもなり、730品種以上の動植物を生き生きとリアルに描いてきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月22日