ファミリールームもあればカラオケ、バーもある雲南省の2階建て寝台列車が話題に

人民網日本語版 2021年04月22日14:46

中国のネット上ではここ数日、雲南省の2階建て寝台列車が大きな話題となっており、多くのネットユーザーから、「こんなタイプの列車があるなんて、初めて知った」や「大理市に行く時の新しい選択肢ができた」といったコメントが寄せられている。

これは、中国で唯一、ファミリー向けのVIPルームやカラオケ、バーなどが設置されている2階建て寝台列車。雲南省の昆明市と麗江市間を1日1往復(K9632/9633、K9634/9631号)している。夕方に昆明市から同列車に乗って一夜を過ごし、朝に目が覚めると、息をのむような景色広がる玉龍雪山や春の景色広がる古城で有名な麗江市に到着している。

日中は、K9828/9827号からK9622/9621号に切り替わり、麗江市と大理市の間を往復し、その車窓から、広い青空の下に広がる中国でも大人気の様々な絶景を存分に楽しむことができる。

2階建て寝台列車となっているため、定員数が多いだけでなく、乗客は1階と2階に分かれて乗車するため、座席が見つけやすいシステムにもなっている。

朝のやさしい光が車内を明るく照らし、車窓の外には絶景が広がる2階建て寝台列車。

民族情緒あふれるデザインの食堂車。

車両のボディには、大理市南澗彝(イ)族自治県の無量山や喜洲古鎮の菜の花畑、麗江の玉龍雪山など、沿線の有名な観光スポットが描かれている。

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