中国の悪性腫瘍の5年生存率が10年間で約10%上昇

人民網日本語版 2021年04月28日13:38

中国国家衛生健康委員会医政医管局の焦雅輝局長は27日、「中国の医療の質や診療能力の向上に伴い、10年前は30.9%だった悪性腫瘍(がん)の5年生存率は現在、すでに約10ポイント上昇して40.5%となっている。また、食道がんなどの5年生存率は米国などの先進国を上回るようになっている」と明らかにした。

焦局長によると、長年の努力が実り、中国のがん専門病院や病床の数、腫瘍専門医療従事者の数などが増加の一途をたどり、がん専門病院、総合病院腫瘍科、末端の医療衛生機関、リハビリテーション病院、緩和ケアセンターを主体としたがん診療、リハビリ体系が形成されつつあり、その診療スタイルもさらに最適化され、診療水準が目に見えて向上しているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月28日

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