中国社会科学院財経戦略研究院、中国社会科学院旅游研究センター及び社会科学文献出版社が今月28日に共同で発表した観光緑書「2020‐21年中国観光発展分析・予測」によると、中国国内の省またぎの旅行が今年、観光市場の「主役」となりそうだ。澎湃新聞が報じた。
緑書によると、過去1年、新型コロナウイルスの影響で、地域や省またぎの旅行がなかなか回復せず、安全を考慮して、旅行者の移動半径が縮小した。そのため、過去1年最も多かったのは「近場旅行」(64.4%)だった。以下、省内旅行(42.5%)、省外(国内)旅行(25.9%)と続いた。海外旅行に出かけた回答者は9.2%にとどまった。
一方、今後1年の調査結果は目に見えて異なっており、「近場旅行」を希望する回答者は48.1%に減少した一方、省内旅行は47.4%、省外(国内)旅行は45.8%まで増加した。また、海外旅行を計画する回答者もほぼ倍増した。
緑書によると、旅行者が旅行する動機や旅行を計画する際に考慮する要素、旅行のタイプを分析すると、旅行先を選ぶ際に、まず考慮することは「自然環境」となっている。その理由は、新型コロナウイルスの影響で、自宅隔離となった時間が長くなり、自然環境の良い所に行きたいという願いが強くなっているからだ。また、人が密集する場所はリスクが高くなるため、自然を楽しむタイプの旅行先なら、広々とした環境であるため、人が密集する可能性が低く、安全であると感じる人が多いのもその理由だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月29日
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