甘粛省などで激しい黄砂発生 街全体が黄色くかすむ

人民網日本語版 2021年04月26日13:40

25日午後3時ごろ、甘粛省張掖市で激しい黄砂が発生したのに続き、午後5時ごろには、内蒙古(内モンゴル)自治区阿拉善(アルシャー)盟阿拉善右旗巴丹吉林(バダインジャラン)鎮でも激しい黄砂が発生し、街全体が黄色くかすみ、人々を驚かせた。北京日報が報じた。

25日夜7時半の時点で、甘粛省や内モンゴル自治区のほか、新疆維吾爾(ウイグル)自治区などの多くの地域で、3番目に深刻な警報となる黄砂の黄色警報が発令されていた。

中央気象台の予報によると、24—29日にかけて、モンゴル国南部で発生した砂あらしの影響を受け、25日夜から28日にかけて新疆ウイグル自治区の南部の盆地や甘粛省の中西部、寧夏回族自治区、内モンゴル自治区中西部、華北エリアなどの一部の地域で砂ぼこりが空中を舞いやすい天気になりそうだ。また新疆ウイグル自治区南部の盆地や内モンゴル自治区中北部、甘粛省西部などでは局地的に激しい黄砂に見舞われることになるとみられている。

北京・天津・河北省、及びその周辺のほとんどの地域は今後1週間、大気の拡散条件が比較的整っているため、継続的に煙霧が発生することはなさそうだ。ただ、26日夜から27日に日中にかけては、中国北西部で発生する黄砂の影響で、北京、天津、河北省などの地域でも黄砂や砂ぼこりが空中を舞いやすい天気となりそうだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月26日

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