中国の宇宙ステーションの「天和」コアモジュールが軌道上の実証実験を完了し、ランデブー・ドッキング軌道に入り、宇宙貨物船「天舟2号」の訪問を待っている。新華社が伝えた。
中国有人宇宙事業弁公室が18日に明らかにしたところによると、天和コアモジュールはこのほどランデブー・ドッキング、宇宙飛行士滞在、ロボットアームなどのプラットフォーム機能試験、及び宇宙応用プロジェクト設備の軌道上の性能の検査を完了した。各種機能が正常で、コンディションが良好で、すでにランデブー・ドッキング軌道に入っている。今後は引き続き天舟2号とのランデブー・ドッキングの準備作業を展開する。
中国は先月29日に海南省文昌市で、「長征5号B遥2」キャリアロケットを使い天和コアモジュールを予定の軌道に送り込んだ。中国の宇宙ステーションの軌道上組立・建設が全面的に展開された。天舟2号宇宙貨物船と長征7号遥3キャリアロケットの結合体が今月16日、打ち上げエリアに運ばれた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年5月19日