右から順に上海ディズニーリゾート総裁・総経理の薛逸駿(Joe Schott)氏、中国旅游研究院の戴斌院長、上海市文化・旅游局の二級巡視員の鄒波氏(写真提供・上海ディズニー)。
2016年6月に開園した上海ディズニーランドは間もなく5周年を迎える。「中国観光の日」に合わせて、中国旅游(観光)研究院が今月19日に発表した「ビューティフルライフを共に構築し、ハッピーな旅行を共有——上海ディズニーリゾートハッピー旅行動向報告」は、ここ5年の間に、来園者300万人以上を対象に実施した調査、研究をまとめ、中国のテーマパーク業界の変化と動向を描き出している。澎湃新聞が報じた。
テーマパークはどの年齢層の人でも楽しむことができる。上海ディズニーリゾートの消費者洞察統計によると、親子での来園が多いほか、子供連れではない20-30歳の来園者が約半数を占めた。子供連れでない30-50歳の来園者の割合も30%を超えている。
調査結果によると、上海ディズニーランドの来園者の95%以上が上海やその周辺で宿泊し、83.69%が上海ディズニーランドホテルや周辺の5つ星、4つ星ホテルを選択している。
上海ディズニーリゾートは、中国大陸部初のグローバル大型テーマパークで、その経済効果はますますその力強さを発揮し続けている。2016年6月から2019年6月の3年間、上海ディズニーランドの固定資産投資は上海の域内総生産を毎年平均0.13%押し上げた。来園者の上海における消費を見ると、市全域の旅行産業の売上高に対する寄与が毎年平均4.09%に達している。その他、ディズニーランドは毎年平均1万人以上の直接雇用を創出し、6万人以上の間接的雇用を創出した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月20日