「ライチ王の王」
海南省海口市永興鎮で今月27日、特産品ライチの品評会「2021海口火山ライチ王決定戦」が開催。「ライチ王の王」となったライチは、オークションにかけられ、2万4800元(1元は約17.2円)で落札された。中国新聞網が報じた。
「ライチ王」というのはライチの品種の一つで「紫娘喜」とも呼ばれている。ニワトリの卵ほどの大きさで、濃厚なあまみが特徴だ。海口市秀英区の永興鎮、石山鎮などで主に栽培されている。
ライチ王決定戦で展示された「ライチ王」(撮影・凌楠)。
審査委員らは、ライチ王5個の重さや外観、糖度、病虫害発生の有無などの要素を考慮して審査を行った。
その結果、海口市永興鎮美梅村の村民・王瓊文さんが栽培したライチが優勝した。王さんが栽培したライチの中でも、最も大きなライチはチャリティオークションにかけられ、最終的に市民の呉さんが2万4800元で落札した。その全額が、海口市秀英区永興鎮郷村振興弁公室に寄付される。(編集KN)
真っ赤に実った火山ライチ王(撮影・凌楠)。
ライチ園でライチ狩りをする女性ら(撮影・凌楠)。
「人民網日本語版」2021年5月28日