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中国、今や重要な影響力ある水上輸送大国

人民網日本語版 2021年06月25日16:30

交通運輸部(省)の趙衝久副部長は24日に行われた国務院新聞弁公室での記者発表会で、中国の水上交通輸送の発展の全体的状況を説明し、「中国は今や重要な影響力をもつ水上輸送大国であり、交通による強国建設における水上輸送の建設加速の新たな道のりを緩やかに切り開いているところだ」と述べた。人民日報が伝えた。

中国の港湾規模が世界一だ。2020年には、全国の港湾の貨物処理能力が145億5千万トン、コンテナ処理能力が2億6千万TEU(20フィート標準コンテナ換算)に達し、2つの指標がいずれも世界一になった。世界の港湾の貨物処理能力とコンテナ処理能力ランキングトップ10のうち、中国の港湾は貨物処理能力が8つ、コンテナ処理能力が7つを占めた。

中国の海上輸送の船隊の規模が拡大を続けている。2020年末現在、中国の海上輸送船隊の輸送量は3億1千万載貨重量トン数(DWT)に達して、世界2位だ。世界の総合型水上輸送関連企業の船舶輸送力運営規模の中で、中国遠洋海運集団は1位、招商局集団は2位だ。

中国の内陸河川の貨物輸送量は長年世界一をキープしている。2020年、中国の内陸河川貨物輸送量は38億1500万トンに達し、20年末現在、全国内陸河川の水路の輸送距離は12万キロメートル以上に上り、世界一だった。長江主流は長年にわたり世界の内陸河川でもっとも頻繁に輸送が行われ、最も輸送量が多いゴールデンルートとなっている。

中国の科学技術イノベーションは世界のトップレベルに到達した。2020年の時点で、コンテナ自動化埠頭9ヶ所を完成し、7ヶ所が現在建設中だ。全自動コンテナ埠頭は世界のスマート港湾の新たな潮流をリードし、自動化埠頭の設計建造技術、港湾機械設備製造技術は世界のトップレベルに達した。

同部水運局の責任者の易継勇氏は、「第14次五カ年計画期間中には、内陸河川の水路約5千キロメートルが新たに増えるか改修され、国家ハイレベル水路の目標達成距離が約2500キロメートル増え、主要なボトルネックと航行の障害となっている部分が効果的に解消され、航行できる範囲がさらに広がる見込みだ」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年6月25日

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