中国政府が建設を援助し、中国建築股份有限公司が建設を請け負ったカンボジアの国家スタジアムが先ごろ竣工し、検収された。同スタジアムはカンボジアの首都プノンペン北部の郊外にあり、両端に配された高さ99メートルの「人」の字を象ったワイヤー支柱には、カンボジアで挨拶の時に使われる「ソンペア」という合掌の形や古代建築の棟の部分など伝統的な要素が融合されている。スタンド上方の日よけの膜屋根はワイヤーで吊り上げられており、まるで風を受けて帆をふくらませた巨大な帆船のように見える。新華網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年8月18日