8月15日、黒竜江省の牡丹江と佳木斯(ジャムス)を結ぶ牡佳高速鉄道の総合テストの現場で、CR400BF-G系の「復興号」極寒冷地仕様高速列車第1号が牡丹江駅をゆっくりと走り出した。「復興号」極寒冷地仕様高速列車が同高速鉄道の総合テストに参加したのは今回が初めてで、「復興号」が中国最東端の極寒の地で高速鉄道路線を試験運行する初めてのケースでもある。極寒冷地仕様高速列車には耐低温性、耐氷雪性という独自の技術が備わり、氷点下40度を下回る極寒の環境の中で正常な運行が可能だ。
牡佳高速鉄道は総延長371.6キロメートル、設計速度が250km/hで、牡丹江を起点に、林口、鶏西、七台河、樺南、双鴨山を経由して、終点のジャムスに至る。2016年11月に工事がスタートした。
同高速鉄道が開通すると、哈牡高速鉄道(哈爾浜<ハルビン>-牡丹江)、哈佳鉄道(ハルビン-ジャムス)とともに黒竜江省東部の快速鉄道ルートを構築する。また同省の8つの地級市(省と県の中間にある行政単位)に高速鉄道が開通し、すべての沿線都市をハルビンと2-3時間で結ばれる経済圏に組み込まれることになる。
今後、牡丹江からジャムスへの旅客列車の運行時間は、現在の7時間前後から1時間45分に短縮される見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月16日
新発見!新疆で見つかった恐竜化石のうち2種類は新種
故郷へと戻るゾウの群れ、お土産はサイドミラー? 雲南省玉渓
2024年パリ五輪、メダルは4分割可能な「シェアメダル」に
要警戒!常に変異を続ける新型コロナ変異株
全紅嬋選手の飛込パラパラアニメが話題に
1時間に7万平方メートルを消毒できる防疫ミニ戦車 江蘇省南京
寒さに強い中国の高速列車、氷点下40度でも正常に運行
80歳以上の高齢者に無料開放されている「シルバー食堂」 …
ウルムチの歩行者天国に「ハート形」信号が登場 新疆
中国がダイヤより硬い新型材料の合成に成功