中国公安部(省)交通管理局によると、中国とフランスの政府が調印した「中華人民共和国政府とフランス共和国政府の運転免許証の相互認証に関する協定」が今月17日に正式に発効し、運転免許証を試験なしで互いに書き換える「相互認証」が実現した。人民網が報じた。
協定では、双方は相手国が交付した有効な運転免許証を相互認証し、相手国の運転免許証所有者がそれぞれの国内で車を運転する、または試験なしで運転免許証を書き換えることを認めるとしている。
一時入国して1年未満の人に対しては、運転免許証を相互に認証する。フランスに一時入国した人は、中国の運転免許証とその翻訳文書があれば車を運転することができ、フランスの運転免許証に書き換える必要はない。中国に一時入国した人は、フランスの運転免許証とその翻訳文書を持っている場合は臨時運転許可証が発行され、身体検査や試験は必要ない。相互認証で運転できるのは中型自動車、大型貨物自動車、小型自動車、バイクとなっている。
相手国に1年以上居住している場合、運転免許証を試験なしで書き換えることができる。書き換えられた運転免許証で運転できるのは小型自動車とバイクとなっている。
留学生についても、双方は同等の優待政策を実施する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月17日