中国初の500メートル飽和潜水地上有人実験に成功

人民網日本語版 2021年09月01日15:58

交通運輸部(省)救助・引揚局の王雷局長は8月30日の記者発表会で、「2014年に行った飽和潜水313.5メートルの作業を踏まえ、7年間の苦しい研究開発を経て、交通運輸部上海引揚局はこのほど中国初の500メートル飽和潜水地上有人実験を行った」と述べた。人民網が伝えた。

中国は70年代より飽和潜水技術の模索を開始し、2006年に中国の飽和潜水がゼロからスタートし、潜水深度は103.5メートルだった。13年には198メートルに増加し、14年には飽和潜水作業方式により313.5メートルという中国飽和潜水記録を樹立した。飽和潜水技術の発展は、中国の深水作業の能力を大きく引き上げた。例えば、「桑吉号」の深海油汲み取り緊急処置、香港ガスパイプライン緊急修理などの重要緊急引揚任務において、飽和潜水の深水複雑作業技術の「王冠」としての役割を十分に示した。

王氏は「今回の500メートル飽和潜水地上有人実験は、今年5月22日に始まった。交通運輸部上海引揚局の飽和潜水士9人がカプセルに入り実験を行った。5月27日にカプセルを500メートルまで加圧した。潜水士9人は51気圧の高圧環境で176時間とどまり、各種ベル巡回実験のシミュレーションを行った。うち6月3日にはベルを502メートルまで加圧し、深度500メートルの大台を突破した。6月25日には潜水士9人が安全に減圧し、常圧に戻し、カプセルを出た。これは中国初の500メートル飽和潜水地上有人実験の順調な完了を意味する。また中国が500メートルという飽和潜水深度レベルに達したわずかな国の一つになったことも示している」と説明した。

王氏は「カプセルを出ると、実験に参加した潜水士はさらに3週間のバイタルモニタリング及び体系的で全面的な検査を行った。最新の報告によると、すべての潜水士の各種バイタル・メンタルサインが健康かつ安定的で、実験の設定目標と一致した。これにより500メートル飽和潜水地上有人実験全体が無事成功した」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年9月1日

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