国網寧夏電力有限公司が28日に明らかにしたところによると、寧夏回族自治区は十数年にわたり2大「西電東送」(西部地域で発電した電気を東部沿海地域に送電する)プロジェクトによって、火力発電と再生可能エネルギーによる電力を絶え間なく華東、華北地域に送電している。外部送電量は累計5009億kWhにのぼり、初めて5000億kWhを突破。試算によると、この送電量は2億トン近くの標準石炭の現地転化、4億9850万トンのCO2(二酸化炭素)削減、1億3600万トンの粉塵削減、750万トンの窒素酸化物削減に相当し、環境保護効果と社会効果が非常に際立つ。科技日報が伝えた。
寧夏は近年にわたり、「エネルギーの先端地域」の優位性により中国東部、北部地域の人口大省の「電力の窪地」を補い、資源的な優位性の経済的な優位性への転換を加速させている。華北、華東地域の電力の需要を保障するため積極的な役割を果たし、「CO2排出量ピークアウトとカーボンニュートラル」の目標達成に向けて積極的に貢献している。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月29日