台風9号(ルピート)が5日、広東省に上陸した。今回の台風との戦いで、広東電力システムはこれまで以上に落ち着いている。南方電網公司によると、中国電力業界初のクラウドスパコンプラットフォーム、南網管理クラウドスパコンプラットフォームがこのほどリリースされた。同時に同プラットフォームに基づく詳細化数値天気予報システム台風モードもすでに使用開始されており、7日前に台風の動向を予測できる。今年の台風7号(チャンパカ)に対して、このモードは安定的に運営し、電力網の台風における緊急指揮活動を効果的に支えた。科技日報が伝えた。
南方電網公司とアリババのクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」が共同で構築した同プラットフォームは、独自に研究開発した飛天クラウドOSと神龍スーパー計算クラスタを採用し、1秒間で825兆回の浮動小数点演算が可能で、各ノードの計算能力は一般的なクラウドサーバーの5倍に向上。計算力はさらに随時強化・縮小でき、電力網の実際の業務変化に柔軟に適応できる。
今年の台風シーズンを前に、南網管理クラウドスパコンプラットフォームに基づく詳細化数値天気予報システム台風機能も正式に使用開始された。同システムは南方電網が独自に構築したもので、7日前に台風の動向を予測し、6時間内の短期天気予報について最速30分で計算結果を1回出せる。将来的に、容量を拡張するだけで台風予報の計算時間を持続的に短縮できる。
計算密集型業務は以前、大量のサーバーによる支えが必要だったが、現在は少数のスパコンサーバーのみで済む。例を挙げると、今後7日の台風9キロ予測業務は、プラットフォームが完成する前は16台のサーバーで8時間かかっていた。プラットフォームが完成した後、16台のスパコンサーバーで1.7時間しかかからない。資源をさらに追加すれば、最速30分ほどで演算を完了できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月6日
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