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【北京冬季五輪豆知識】北京五輪のグリーン電力はどこからやってくる?

人民網日本語版 2021年12月22日10:32

「グリーンな五輪開催」は北京冬季五輪の常に重要な理念の一つだが、各会場で使用される「グリーン電力」はその理念の現れと言える。では各会場で使われる「グリーン電力」とはどこからもたらされているのだろうか?

北京冬季五輪の開催期間中、3大ゾーンの全26会場でグリーン電力が使われる。全会場でグリーン電力を100%利用するのは五輪史上初となる。

報道によると、これらのグリーン電力は張北再生可能エネルギー柔軟性直流送電網試験模範プロジェクトからもたらされている。張北は風力発電と太陽光発電の資源が非常に豊富となっている。同プロジェクトは北京に毎年約140億kWhのグリーン電力を送電し、北京の約10分の1の電力消費量を担うことを可能にしている。そして北京冬季五輪の北京と延慶ゾーンの電力の需要を直接満たすことになる。また張家口ゾーンの冬季五輪会場は現地のグリーン電力を利用している。

同プロジェクトの投資総額は125億元(1元は約17.8円)。張北、康保、豊寧、北京の4つの変換所を新設し、その定格電圧は±500kV、定格送電能力は450万kW、送電線の全長は666キロメートルとなっている。張北新エネ拠点、豊寧蓄エネ電源、北京負荷センターは高い信頼性で相互接続されており、エネルギー供給に占めるクリーンの割合を大幅に上げている。こうして北京冬季五輪に力強く、十分なグリーンエネルギーサポートを提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年12月22日

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