火災現場で、消防隊員は逃げ遅れた人の体重によって、救出する方法を変えなければならないが、中国のネットでは最近、「消防隊員がダイエットを勧めるのには理由がある」というハッシュタグが付いた話題が検索のトレンド入りしている。
上海の黄浦消防署の隊員・陸怡さんは最近、体重別で変わる消防隊員の救出の方法を解説した。その映像の中で、陸さんは「消防隊員は普段、火災現場から訓練用ダミー人形を担ぎ出す訓練などを受けている。その人形の重さは通常、60‐70キロ。もし、消防隊員にダイエットしたほうがいいと言われたなら、それには必ず理由がある」とユーモアを交えて話している。
火災現場では、逃げ遅れた人の体重によって、救出する方法が変わる。例えば、体重50-70キロの人はお姫様だっこで救出する。
体重70-90キロの人の場合、おんぶして担ぎ出す。
雲南省の消防署はさらに詳しい説明をしており、70-80キロの人は肩の上に担ぎ上げて運び出し、80キロ以上になると2人がかりで持ち上げて移動させるという。
ネットユーザーからは、「たいへんだ、オーバーしてしまっている」や「お姫様だっこしてもらうためにダイエットしないと」などのコメントが寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月7日