六中全会

教室内で躍動的なモンゴルダンスを踊る中学生たちが話題に

人民網日本語版 2021年12月29日10:41

内蒙古(内モンゴル)自治区興安(ヒンガン)盟扎賚特(ジャライド)旗の巴達爾胡中心学校の生徒たちが教室で、モンゴル族のダンスを踊る動画が最近、中国のネットで大きな話題となっている。軽快なリズムの音楽に合わせて、情熱的で躍動感あふれるダンスを披露しており、ネットユーザーからは、「教室にいるのに、まるで馬に乗って走り回っているような躍動感を感じることができる」といったコメントが寄せられている。

同校の馬先生によると、生徒たちの勉学から生じるストレスを軽減するために、昨年から中学1年生を対象にしたリズミックコースを開設。「毎日午後3時半からの休憩時間15‐20分を活用して、生徒がモンゴル族伝統のダンスを踊って、気晴らしができるようにしている」という。

現在、2クラスの生徒合わせて約80人がリズミックコースに参加している。「生徒たちは皆モンゴル族の子供たちで、今学期は、2種類の振り付けを準備した。普段は学校の制服を着て踊っているが、動画では撮影するためにわざわざ民族衣装に着替えた」という。

生徒たちの動きはとてもスムーズで、元気はつらつとしており、豪快で躍動的。中学1年の賴さんは「1コマ練習しただけでマスターできた。毎日少し踊るだけで、リラックスできる」と話す。

「次の学期は中学生全員でダンスを計画」

ダンスの振り付けは同校の音楽の教師が担当し、騎馬ダンスや安代ダンスといったモンゴル族の伝統的なダンスの動きを取り入れている。「モンゴル族の子供たちは小さい頃から伝統的なダンスを教えてもらっているので、教師が振り付けをしたダンスをすぐにマスターできる」という。

馬先生は、「モンゴル族のダンスは長い歴史を誇る。学校が、生徒が民族ダンスを踊る時間を設けることも、一種の文化の継承。生徒たちもとても気に入っている。次の学期では学校が統一して振り付けを行い、中学生の生徒の活動に統一して組み込む計画」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月29日

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