米中貿易全国委員会(USCBC)は5日に米国・ワシントンで報告書を発表し、2021年には米国の中国に対する商品輸出額が前年比21.3%増の1492億ドル(1ドルは約123.9円)に達したことを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
同報告は、「米国の対中商品輸出は19年に関税の拡大により低迷した後は、2年連続で増加傾向を保った。21年の対中商品輸出データは過去最高を更新した。中国は引き続き米国の3番目の輸出市場の地位を保った」と指摘した。
米国の対中輸出商品の構造は20年の状態が継続し、菜種と穀物(219億ドル)、半導体・半導体部品(141億ドル)、石油・天然ガス(120億ドル)が21年も上位3位に並んだ。
またデータによれば、20年には米国の50州がすべて中国に商品とサービスを輸出した。これにより生まれた雇用は85万8千人を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年4月6日