北京市気候センターによると、北京の代表的な気象観測所である「北京観象台」の観測から、5月17日に夏入りしたことを明らかにした。同観象台を基準とした北京の夏入りの平均(1991—2010年)は5月20日となっている。中国新聞網が報じた。
中国の気象業界基準「気候季節区分」は、その年の気温の時系列データに基づいて5日間の平滑移動平均気温を算出して平滑移動平均気温の時系列データを割り出し、その後、平滑移動平均気温の時系列データが5日連続で22度以上となった場合、それに対応するその年の気温時系列データのうち気温が最初に22度を上回った日を夏入りの日とすると定めている。もしその日が平年より15日以上早かった場合は、2度目の判断をする必要がある。
北京市気候センターによると、今年5月以降の平均気温に基づいて計算すると、5月19日から5日連続で平滑移動平均気温が22度以上となり、それに対応する気温時系列データのうち、気温が最初に22度を上回ったのは5月17日(22.3度)だったため、その日に夏入りしたと判断された。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月25日