中国交通運輸部(省)は25日、「2021年交通運輸業界発展統計公報」を発表した。2021年、中国が実施した交通固定資産投資は前年比4.1%増の3兆6000億元(1元は約19円)に達した。内訳を見ると、鉄道への投資が7489億元と、依然として高い水準を保っている。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報じた。
2021年末の時点で、中国における鉄道の営業距離数は、15.0万キロに達した。うち、高速鉄道が4万キロに達し、全体の4分の1以上を占めている。また中国の交通網の農村への拡大と連結も安定して進んでいる。昨年、中国の農村の道路の総延長距離は446万6000キロと、前年比で8万4000キロ伸びた。農村の宅配便サービス営業店舗の数が全体に占める割合も約30%にまで上昇し、宅配便サービスの郷・鎮の店舗カバー率が98%に達し、サービスへの満足度がさらに高まっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月26日