画像出典:中国航天科技集団の微信(WeChat)公式アカウント
中国航天科技集団第六研究院第101研究所で14日、中国の新世代有人キャリアロケット第3段エンジンの初の長距離・複数回点火試験が順調に完了した。科技日報が伝えた。
同エンジンは中国初の低圧トーチ点火法を採用する上段水素・酸素エンジンだ。今回の試験ではエンジン及びモジュールの状態、トーチ点火システムの稼働の信頼性、リアルタイム故障診断システム原理検証などのキーテクノロジーが検証された。試験の完了は、同エンジンが初品の研究・製造段階に移行する条件を備えたことを示している。
試験に参加した全員は今回、わずか3日で試験システムの改造を終え、3日で試験準備作業を終え、最終的に3回の試験点火任務を順調に完了した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月17日