
中国安能集団が瀘定大渡河で動力付きフロートを使用し、物資・設備を輸送した。画像提供は四川省応急管理庁
四川省応急管理庁によると、地震被災地の瀘定大渡河流域で緊急用動力付きフロートを使用し、被災者を避難させ、災害救助物資や大型装備の輸送などの救助活動を行った。中国新聞網が伝えた。
四川省甘孜蔵(カンゼ・チベット)族自治州瀘定県で北京時間9月5日午後0時52分、マグニチュード(M)6.8の地震が発生した。震源の深さは16キロ。
今回の地震により複数個所の山崩れと地すべりが発生し、湾東川のせき止め湖が形成され、一部の被災村に通じる道路交通が途絶えている。連合指揮部の統一的な計画に基づき、中国安能救援チームはすでに動力付きフロート、全地形救助車両、掘削機、レスキューボートなど8つの専門的な設備を使い、いち早く水域の被災者、大型装備、重要物資の移転活動に参加した。

中国安能集団の災害救助者が動力付きフロートをスピーディに組み立てているところ。画像提供は四川省応急管理庁
陸路での移動が阻まれるなか、中国安能集団第三工程局有限公司は携帯した、流れが急な大渡河流域で水上緊急用ルートを構築できる緊急用動力付きフロートを速やかに利用し、陸路で大型物資・装備を運べない難題を解決し、水上の「生命線」をスピーディに構築した。
「救援空母」と呼ばれる緊急用動力付きフロートは長さ50メートル、幅8.3メートルで、浮き橋3つと渡り橋2つを組み合わせてできており、最大荷重は70トンに達し、浮き橋をスピーディに架け、各種形式のフロート構造に組み合わせ、大型装備と人員の通行を保障する。10.8km/hの速度で450人を満載してスピーディな移動を実現でき、河川を跨ぐ緊急救助の難題を効果的に解決した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月9日
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