中国の十数基の衛星、地震救助活動を支援

人民網日本語版 2022年09月07日10:53

四川省甘孜州蔵(カンゼ・チベット)族自治州瀘定県付近で2022年9月5日午後0時52分、マグニチュード6.8の地震が発生した。震源の深さは16キロメートル。国家航天局地球観測・データセンターは午後1時2分、応急管理部(省)国家減災センターと四川高分センターの緊急の需要を受け、直ちに民間商業衛星緊急時対応メカニズムを開始した。「高分3号01・02・03星」、「高分1号D星」「高景1号」「海絲1号」「巣湖1号」「北京3号」などの十数基の衛星により被災地緊急イメージングを行った。

四川省甘孜州蔵(カンゼ・チベット)族自治州瀘定県のマグニチュード6.8の震災後のリモートセンシング画像(2022年9月5日午後7時)

うち「高分3号」は同日午後7時11分に、被災地のSAR画像をイメージングした後、直ちに国家減災センター、中国地震局地震予測研究所、四川高分センター、現地の緊急時対応当局・機関に配布した。緊急時対応当局・機関はデータを受け取ると、直ちに被災地の被災状況を分析した。

海螺溝景勝地の地すべりで埋もれた道路 「高分3号」衛星が2022年9月5日に取得

今後も引き続き民間商業衛星による四川瀘定地震の防災・減災・救助活動を支援し、被災状況の判断・意思決定に宇宙情報サポートを提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年9月7日

 

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