10月1日の国慶節(建国記念日)に合わせて1‐7日が7連休となる中国。中国国家鉄路集団有限公司(以下「国鉄集団」)は連休に合わせて、今月28日から10月8日までの11日間、特別輸送体制を敷いている。同期間中、中国全土の鉄道利用者は延べ6850万人、1日当たりの利用者は延べ623万人に達する見込みだ。利用者が最も多くなるのは10月1日で、延べ800万人と予想されている。人民網が報じた。
国鉄集団旅客輸送部の責任者によると、今年の国慶節7連休中は、帰省や旅行、短距離移動のために鉄道を利用する人がメインとなる見通しで、全体的には安定した状況を保つと予想され、鉄道当局は新型コロナウイルス対策と大型連休に合わせた輸送業務を統一して効果的に実施する計画だ。そして、輸送能力資源を高い精度で配置し、平穏、安全、快適、便利な移動環境を作り出すことができるよう取り組む考えだ。
その他、中国国務院共同対策メカニズムの規定によると、9月10日から10月31日までの間、旅客は駅に入り、列車に乗る際、48時間以内のPCR検査「陰性」証明の提示が必要となるため、列車に乗る前にはよく準備を整えておくよう呼びかけている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月29日