
段階的に完成する世界初の電磁推進地上超高速試験施設「電磁そり」がこのほど、山東省済南市で稼働に成功した。トン級以上の物体の最高推進速度は1030km/hで、大質量超高速電磁推進技術の世界最高速度記録を達成した。中央テレビニュースが伝えた。
高速地上交通や航空機などの高速先進設備の研究開発は、複雑な動的プロセスにおける空気力学、高強度先進材料、高速計測・制御など一連の科学技術の問題を解決しなければならない。電磁推進技術が採用される電磁そりは、推進力が大きく、反応がスピーディで、正確にコントロールできるといった際立つ優位性を持ち、上述した問題の解決に向けて重要なテスト手段を提供できる。

電磁そりは現在、中国の関係企業と研究機関に試験・テストサービスを提供でき、中国の大質量高速先進設備の持続的な急成長と高速科学技術の研究に対して重大な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月20日
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