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中国航空ショー、「運油-20」と対ドローンシステムが初めてお披露目へ

人民網日本語版 2022年11月04日14:19

中国航空ショーでのお披露目は初めてとなる「運油-20」。

 第14回中国航空ショーが間もなく開幕する。展示される装備品が続々と広東省珠海市に到着している。

 空軍の「運油-20」が3日、珠海金湾空港に到着した。中国航空ショーでのお披露目は初めてとなる。

 運油-20は中国が独自に開発・生産した初の大型給油機で、「殲-20」「殲-16」「殲-10C」などの軍用機に空中給油を行える。運油-20は配備後、複数回の演習に参加している。支援保障能力が全面的に検証されており、空中戦力を倍増させる装置の役割を発揮した。

第14回中国航空ショーの会場で初めてお披露目される対ドローンシステム。

 第14回中国航空ショーの会場で初めてお披露目される対ドローンシステムがすでに準備が整っている。同システムは航天科工集団が初公開するもので、「標的検知、指揮制御、迎撃防御」という3つの技術的要素を兼ね備える。近距離末端防空ミサイル・高射砲、超小型ミサイル、網による捕捉、レーザーなどの対抗手段を集積している。「検知、偵察、妨害、制御、攻撃、評価」などの体系的作戦能力を備えている。

 「低空ハンター」と称えられる近距離防空ミサイル武器システム「HQ-17AE」は、対ドローンシステムの構築における中核的な「神器」で、同装備品そのものが検知、指揮制御、防御という3大要素の総合能力を備えている。

地上ミサイル防空指揮制御システム「ZK-K20」

 地上ミサイル防空指揮制御システム「ZK-K20」は対ドローンシステムの上層指揮制御端末として、中長距離防空装備を指揮し大型ドローンのできるだけ長距離の迎撃を実施できる。

 標的検出の面では、同システムの光電気レーダーは周辺360度のフルパノラマ赤外線イメージング、脅威となる標的の検出、複数標的の3次元測位を実現できる。

 「DK-1」低空検出レーダーは低空ドローン標的の捜索、捕獲、監視、追跡を実行すると同時に、地上車両標的の検出と追跡が可能だ。

「ZR-1500」多用途無人化スマート防御武器システム

 「ZR-1500」多用途無人化スマート防御武器システム、「天網」車載型ドローン防御・制御システム、「QW-12」携帯型防空ミサイル武器システムは、合わせて迎撃・防御技術要素の「3大神器」と総称される。(編集YF)

 「人民網日本語版」2022年11月4日

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