秦嶺ジャイアントパンダ研究センター(陝西省希少野生動物救護基地)では今年、パンダの赤ちゃんが6頭誕生した。そしてジャイアントパンダの「秦秦(チンチン)」が生んだ双子の赤ちゃんパンダが最近、生後100日を迎えたのを記念して撮影された今年生まれた赤ちゃん6頭が一緒に写る写真が「かわいすぎる」と話題になっている。西安新聞網が報じた。
「秦秦」が生んだのはオスとメスの双子。現在、兄の体重は4.9キロ、妹の体重は5.0キロとなっている。「秦秦」が双子を出産するのは今回が2回目で、すでに育児経験豊かな母親となっている。
「秦秦」の双子の赤ちゃんのほか、同センターでは今年8月11日にオスの双子の赤ちゃんが生まれた。体重は現在、兄が6.9キロ、弟が6.5キロだ。
パンダの「安安(アンアン)」は9月19日に赤ちゃんを産んだ。「安安」は初めての出産だったが、今では上手に赤ちゃんに母乳をあげたり、排便の世話をしたりすることができるようになっている。「安安」の赤ちゃんはとてもやんちゃでかわいく、体重は現在3.2キロだ。
国慶節(建国記念日)である10月1日には、「愛浜(アイヒン)」が体重200グラムの赤ちゃんを産んだ。今はすくすく成長して、体重が4.3キロまで増えた。
秦嶺ジャイアントパンダ研究センターの科学研究者は近年、ジャイアントパンダの飼育・繁殖の技術体系を確立し、人工繁殖したパンダの急増を実現させている。2003年以降、パンダの出産32回を導き、生まれた赤ちゃんの数は38頭に達し、人工繁殖による個体数は42頭となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月15日