このほどオンラインで開催された2022世界ムーク・オンライン教育カンファレンスで、誕生から10年を迎えたムーク(大規模公開オンライン講座)は、中国で日進月歩の発展を遂げていることが明らかになった。中国のムークは6万1900講座となり、登録しているユーザー数は3億7000万人以上に達している。
「教育のデジタル化が未来を牽引」がテーマの今回のカンファレンスは、世界ムーク・オンライン教育連盟とユネスコ教育情報工学研究所(IITE)が共同で開催した。
カンファレンスで、中国の教育部(省)は、中国のムークとオンライン教育の発展の成果を紹介した。この10年、ムークのコースは1万倍以上増加し、登録しているユーザー数は百万倍以上増えた。また、中国は「ムーク西部行」計画を実施し、ハイクオリティのリソースの開放・共有を拡大させている。特に、同部は今年、教育デジタル化戦略計画の実施を開始し、豊富なムークのリソースを活用して、世界最大の国家高等教育スマート教育プラットフォームを立ち上げた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月14日