中国国務院共同対策メカニズムは27日、新型コロナウイルス感染症に対する「乙類乙管」実施に関して説明する記者会見を開催し、記者の質問に答えた。人民網が報じた。
記者の「感染者数が激増している状況下で、重症患者の治療が非常に重要になっている。最も必要が大きい感染者やその他の緊急性の高い重症患者の治療に、どのようにして効果的に資源を集中させているのか?」との質問に対して、国家衛生健康委員会・医政司(局)の焦雅輝司長が説明した。
焦司長の病床資源についての説明によると、中国全土の二級以上医療機関(レベルの高い順に三級、二級、一級と区分)の病床数は561万6000床で、最近の使用率は約60%で推移している。今月25日の時点で、中国全土の重症病床数は18万1000床で、10万人当たり12.8床の計算になる。うち、三級医療機関の重症病床数は13万3400床で、ICUに切り替えることのできる病床数は10万4800床となっている。二級以上の医療機関の重症病床の使用率は平均50%ほどで推移している。全体的に見て、中国全土の重症病床資源は十分な状況となっている。
また、焦司長は、「もちろん、重症患者の治療がピークを迎えている省では、重症病床資源が限界に近づいており、それを拡充したり、回転を加速させたりしなければならない。重症患者向けの治療設備を見ると、今月25日の時点で、血液透析装置16万7000台、持続的腎代替療法(CRRT)装置2万4000台、体外式膜型人工肺(ECMO)約2600台、侵襲的人工呼吸器13万1000台、非侵襲的人工呼吸器15万7000台、心電図モニター109万台、高性能酸素吸入器5万8000台となっている」と説明した。
そして、「現状を見ると、中国全土の病床資源や設備資源は、重症患者の治療のニーズを満たすことができる。当委員会は今後も、感染状況のモニタリングを強化すると同時に、国と地域間の地域協同支援制度を制定し、各地の感染状況の段階に合わせて、中国全土の重症患者向け資源を統一的に調達し、重症患者の治療を強化するよう要請している」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月28日
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