中国の西安市からカザフスタンの北カザフスタン州に向かう国際定期貨物列車「中欧班列」の「長安号」。この「長安号」を活用して文化交流を展開する「文化列車」の1本目の列車が7日、西安鉄路コンテナセンター駅から発車した。人民網が伝えた。
この「文化列車」は、西安市婦女連合会が北カザフスタン州の女性と子供たちのために心を込めて準備した手書きのスカーフ、影絵、切り絵、麦藁絵などの無形文化遺産作品と、西安市の子供たちが描いた絵や友情のメッセージが書かれた手紙を運ぶ。これらの作品は、「長安号」で北カザフスタン州の女性と子供たちの手に届けられる予定だ。
西安市婦女連合会と西安市婦女児童活動センターは以前、北カザフスタン州に友好交流を呼びかけ、前向きな反応を得ていた。今後は双方の女性による手工芸品の紹介と交流を行い、現地の女性の所得増をけん引していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月10日