中国の一部の大学が1週間の「春休み」導入 「恋をしよう!」

人民網日本語版 2023年03月24日16:20

花が咲き誇りロマンチックで、穏やかな日差しが心地よい春に、花見やピクニック、旅行に出かけるというのは、最高に贅沢なひと時と言えるだろう。四川西南航空職業学院はこのほど、4月1日から7日までの1週間を「春休み」にし、1週間を「花見に出かけ、恋をしよう」をテーマにした「春休み」にすることを発表した。

同校にとって「春休み」は恒例行事となっており、学生たちに教室やキャンパスから外に出て、大自然に触れ、素敵な春や恋を体感してもらうのがねらいという。

同学院によると、「春休み」は周末や清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)の休日をうまく活用して調整しているため、教師や学生がゆっくりと休暇を楽しむことができるだけでなく、授業の時間が減ることもないという。

四川西南航空職業学院が属する泛美教育集団傘下の綿陽飛行職業学院や青島航空科技職業学院といった学校も、4月1日から7日までの7日間が「春休み」となる。

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その他、一部の高等教育機関が発表している2022‐23学年のスケジュールを見ても、「春休み」が設置されている。例えば、中国人民大学は4月28日から30日までの3日間が「春休み」となっている。報道によると、同大学は2004年から「春休み」を導入し、メーデー5連休をベースにしてそれを計画している。学生にキャンパスから外に出て、じっくりと社会実践を体験してもらうのが狙い。教師や学生にとっては、旅行などの絶好の機会となる。それにより授業の時間が減ることもないという。

厦門(アモイ)大学嘉庚学院は「春休み」のほか、「秋休み」も導入している。今年の「春休み」は4月29日から5月7日までとなっている。

ネットユーザーからは、「全国で普及してほしい」と、羨む声があがっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年3月24日

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