雲南師範大学が10日に明らかにしたところでは、クラリベイト・アナリティクス社がこのほど発表したESI(Essential Science Indicators)データによると、同大の「植物学と動物学」学科が初めてESI世界ランキングのトップ1%に入っている。中国新聞網が伝えた。
今期のESIデータのカバー範囲(2012年1月1日から2022年12月31日まで)では、雲南師範大学の「植物学と動物学」学科は計242本の論文を発表し、被引用数は計3312回、高被引用論文は5本にのぼり、世界ランキングで1649位となった。今回「植物学と動物学」学科がESIのトップ1%に入り、国家重点研究開発計画若手科学者プロジェクトの獲得に続く同大の新たなブレイクスルーとなった。これにより、「植物学と動物学」を含む同大の3つの学科がESI世界ランキングのトップ1%に入っている。
雲南師範大学の「生物学」学科が近年急速に発展し、その成果が際立っている。生物学1級学科博士学位授与権を持ち、博士研究員の研究拠点を設置している。学科チームは「ネイチャー・コミュニケーションズ」「ネイチャー・プラント」「The Plant Cell」などの世界的に有名な学術誌に複数の研究論文を掲載しており、明らかな特色と優位性を形成している。今回入っている「植物学と動物学」学科は、中国の西南地域さらには東南アジアの際立つ生物多様性と恵まれた自然をよりどころに、雲南高原の特徴的な現代農業の発展とエコ文明の建設に寄与している。
ESIはWeb of Science(SCIE/SSCI)に収録されている世界の1万2000種余りの学術誌・文献の記録に基づき構築された計量分析データベースだ。大学、学術機関、国・地域の国際的学術水準及び影響力を評価する重要評価指標ツールの一つとして世界的に利用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月13日
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