国際通貨基金(IMF)は現地時間の11日に最新の「世界経済見通し」を発表し、2023年の世界経済成長率予測を2.8%とし、中国の経済成長率予測を5.2%とした。中国新聞社が伝えた。
同見通しによると、IMFは23年の世界経済成長率を2.8%とし、今年1月の予測値より0.1ポイント引き下げた。24年は3%とした。
具体的に見ると、先進国の今年の成長率は1.3%、来年は1.4%とした。米国は今年は1.6%、来年は1.1%、ユーロ圏は今年は0.8%、来年は1.4%とした。新興市場国と発展途上国の今年の成長率は3.9%、来年は4.2%とした。中国の経済成長率は今年は5.2%、来年は4.5%になるとした。
同見通しによると、23年は経済成長率の鈍化傾向が主に先進国に集中してみられ、先進国の約90%で経済成長率が鈍化する可能性がある一方で、新興市場国と発展途上国の経済は力強く成長するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年4月12日