习专栏

中国の海洋経済の1-3月期総生産額が前年同期比5.1%増に 力強く回復

人民網日本語版 2023年05月10日10:06

中国自然資源部(省)によると、初期段階の概算で、今年第1四半期(1-3月)の中国の海洋産業の総生産額が前年同期比5.1%増の2兆3000億元(1元は約19.5円)に達し、国内総生産(GDP)に占める割合は8.2%となった。これは中国の海洋経済が力強く回復していることを示す形となっている。人民日報が報じた。

第1四半期、中国の海洋水産物の生産量は前年同期比4.4%増だった。うち、海水養殖の生産量は同4.9%増だった。中国全土の海洋原油、海洋天然ガスの生産量はそれぞれ同3.8%増と6.5%増だった。3大造船指標である新規受注量、完工量、手持ち工事量は前年比でそれぞれ66.9%増、13.2%増、34.6%増だった。海洋貨物輸送量は同8.3%増の10億4000万トン、海洋旅客輸送量は同87.8%増だった。沿海の港のコンテナ取扱量は同2.8%増、貨物の取扱量は同5.5%増だった。

海洋新興産業も順調に発展している。海水淡水化プロジェクトが安定して推進され、唐山海港では淡水化された水が1日当たり5万トン提供されている。杭州水処理センターはアルジェリアと、1日当たり30万トンの海水を淡水化するプロジェクトを実施することで合意した。アンケート調査では、海洋薬物・生物製剤業の企業の6割以上が、売上高が前年同期比で増加したと答えた。海上風力発電の新規グリッド接続容量、発電量はそれぞれ同40.7%増と32.4%増だった。建設中、または新たに着工した海上風力発電プロジェクトの建設規模は約1800万キロワット(kW)で、同比倍増となった。海洋プロジェクト設備製造業は優れた発展の勢いを見せ、納品総額は前年同期の4.2倍に増加した。

また海洋対外貿易も勢い良く増加している。海上輸送の輸出入総額は同6.5%増と、中国全土の同期の輸出入総額の増加幅を1.7ポイント上回った。水産物の輸出入総額も同10.8%増だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年5月10日

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