ベッカム「中国サッカーに最も必要なのは情熱」
サッカーのイングランド代表で活躍し、先月、現役引退を発表したばかりのベッカムは、中国サッカー・スーパーリーグの広報大使として、また中国青少年サッカーの発展のため、18日に2度目の中国訪問を果たし、南京にあるスーパー・リーグのクラブ江蘇国信舜天の選手や小学生たちと積極的に交流を行った。ベッカムは記者会見で、「中国サッカーが現時点で最も必要としているのはやる気と情熱。自分の経歴や経験を中国青少年に伝えたい」と語った。「新華網」が伝えた。
ベッカムは、スーツ姿に革靴を履いてサッカーボールを蹴った前回の中国訪問とは異なり、今回はポロシャツに短パンの運動着を着用し、あえて最後に行った記者会見の前に、小学生や選手たちと交流を行った。記者会見では「サッカーをする際に最も重要なのはやる気と情熱」と考えていることや、「自分自身でこのことを中国サッカーに伝えたい」と願っていることを明らかにした。「プロサッカー選手として、生涯のキャリアで経験したことを青少年たちに伝えたい。青少年にとって、サッカーを楽しむことが非常に大切。サッカーは単なる試合というだけでなく、同時にスポーツでもある。また、サッカーは前向きな向上心にあふれた精神を子供たちにもたらしてくれる。保護者たちは子供たちがサッカーというスポーツにかかわることを支持するべきだ」と語った。
ベッカムは17日に中国に到着した後、中国青少年サッカー発展基金にユニフォーム6セットを寄贈した。この件に関して、ベッカムは「これは、青少年サッカーを発展させるために行ったもので、今後も寄付やチャリティーといった形を通じて、より多くのお金を寄付し、中国サッカーを発展させたい」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年6月19日